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マンガの紹介とネタバレをしています

江戸川乱歩異人館1巻ネタバレ【私は奥様の椅子でございます!!!】

お久しぶりです!

このブログの管理人、ハイブリットな花子です。

 

村祀りでお馴染みの山口譲司氏が書いた

漫画、江戸川乱歩異人館1巻の中に(2話目)

以前ご紹介した、パラフィリアの元になるような

漫画を見つけたのでご紹介します!

 

 

 

表紙も、大きなガイコツが描かれていると思いきや!?

だまし絵のように真ん中に裸の美女が‥!

 

それでは乱歩の怪しい世界へと貴方をお連れ致します~!

 

江戸川乱歩異人館1巻

※この1巻は4作品が収録されています。

 

  • 異人の壱 穴男~屋根裏の散歩者
  • 異人の弐 座男~人間椅子
  • 異人ノ参 明智小五郎×絞男~D坂の殺人事件~
  • 異人ノ四 明智小五郎×壁男~魔術師~

 

 異人ノ壱 穴男~屋根裏の散歩者~

 

東英館という名の建物で下宿をしている郷田三郎と言う若者は

 

親からの仕送りで生活に不自由はしていなかったが

どんな遊びもどんな仕事も酒も女も面白いと思えるものが

何一つ無かった‥。

 

 

そんなある日、郷田はカフェにいた時

江戸川という男に「人の心に潜む狂気について」

どう思うかと話しかけられた。

 

 

そしてその男は郷田に様々な凄惨な犯罪談義を話してくれた。

 

 

その話は、底知れぬ魅力をもって郷田の心をとらえるのであった。

 

 

ある日、郷田は煙草を吸いながら

寝転び犯罪の本を読んでいた‥。

 

 

すると煙草の煙が押入れの中へ流れて行く事に気が付いた!

 

 

押入れを覗いてみると

天井板が外れていた!

 

 

郷田はその天井裏へと登ってみる事にした。

 

 

そして歩いていると

所々床から光が漏れている事に気が付いた。

 

 

その光の漏れている穴の中を覗くと‥

誰かの部屋が見えた。

 

 

その部屋は近所で評判の下宿のマドンナの部屋だった。

 

 

 

その時、彼女の部屋へ家賃を集金しに管理人さんがやって来た。

 

 

しかし彼女は工面がまだだと言う‥。

 

 

 

しかたありませんねぇ

またですか

 

 

管理人はそう言うと

彼女の股間と胸をまさぐり始めた!?

 

 

彼女は抵抗する事も無く

その管理人の行為を受け入れていた!?

 

 

そう!

 

彼女は毎月の家賃の代わりに

自分の肉体を差し出していたのだった!!

 

 

 

そして郷田は他の部屋の様子も

のぞき見する事にした

 

 

屋根裏からは下宿人達の

 

普段は他人に見せる事のない

秘密を垣間見ることが出来た

 

 

エリート会社員の酔っぱらって

口を開けている馬鹿ッ面や

 

 

虫も殺さぬ様な優しい顔をした老紳士が

毒薬や劇薬を作っていた

 

 

厳格で気難しいと評判の管理人は

実は変態愛好者だった等々‥。

 

 

郷田はその夜から

屋根裏から覗くことが生きがいになった。

 

 

 そしてある時、いつの間にか

日々の楽しみは、屋根裏の散歩から

密かな殺人計画の妄想へと変わっていった‥。

 

 

 

やがて妄想は現実の物となった

 

 

郷田は下宿人達を次々に

毒薬を使って殺し始めるのであった‥!!!

 

 

 

異人の弐 座男~人間椅子~ 

女流作家の九条佳子は立派は屋敷に住み

エリート官吏の旦那様と絵にかいたような幸せな生活をしていた。

 

 

しかし、彼女には心配事があった‥。

 

 

そこで、江戸川乱歩先生に相談することにした。

 

 

最近、妙に気味の悪い手紙を貰ったと言うのだ‥。

 

 

それは原稿用紙数10枚にも及ぶ手紙だった。

 

 

手紙の送り主は椅子職人だった。

 

 

佳子は以前、自分の身体にあった椅子が欲しいと

とある家具工房を訪ねていた。

 

 

そしてその椅子職人の男は佳子を見て

一目で恋におちてしまったのである。

 

 

しかしその男は世にも醜い容貌の持ち主だった。

 

 

 

ある日、佳子が作業の進み具合を見に

工房へとやって来てイスに腰かけた。

 

その様子をみた椅子職人は思った。

 

ああ‥私もあの椅子のように

奥様を包んであげたい‥と。

 

 

そしてその思いを実行する事に‥。

 

 

やがて椅子は完成したのだが

 

 

何受け渡しの時に何故か椅子職人の姿は無かった‥。

 

 

 

屋敷に到着した椅子に

早速佳子は座ってみた。

 

 

座ってみると、とても気持ちいいい肌触りで

とにかく座り心地がとても良かった。

 

 

だから佳子はこの椅子に長く腰かけていた‥。

 

 

小説を書き

ある時は物思いにふけり

 

そしてある時はその椅子の上で悩ましく

自分で自分を慰める行為をしたりしていた。

 

 

その佳子の全てを椅子は支えていた。

 

 

実はその椅子職人は

椅子の内部に空洞を作り

内部へ潜んでいたのだ!!!

 

 

食事と用足しをする時には

こっそりと椅子から抜け出し済ませていたと言う‥。

 

 

手紙の文面にはこう書かれていた。

 

 

奥様の重み

奥様の肉体

奥様‥ああ奥様‥

 

私は奥様の椅子でございます!!!

 

 

椅子職人は自分の存在を

どうしても奥様に伝えたくなったのだと言う。

 

 

手紙の最期にはこう書かれていた。

 

私の愛はただじっと奥様の御身体をお包みして

生きて行く事であります。

 

これから先も

永遠に‥永遠に‥と。

 

 

手紙を読み終えると

江戸川はその問題の椅子を見る事にした。

 

 

佳子は数日前から別の揺り椅子に変えていた。

 

前の椅子を調べてみると

人間一人が入れるくらいの空洞があったが

 

江戸川は現実にこの中で過ごすなんて

奇怪な真似が出来るものなのだろうか?

今となっては真意の程は分からないと答えるのであった。

 

 

にましても

こんな気持ちの悪い椅子は早く処分しましょうと言い

屋敷を後にした‥。

 

 

すると道の先の電信柱に隠れている

醜い男の姿を見つけ、声をかけると

椅子職人の内弟子だった。

 

 

師匠は3ヶ月前、

工房で首を吊ったと言う!

 

 

その内弟子は師匠の言いつけ通り

渡された図面をも元に椅子を造り

奥様にお渡ししたと言う

 

そして椅子の具合はどんなものかと

遠くから見ていたのだと言う。

 

 

それを聞いた江戸川は驚いたが、

あの椅子は処分されると告げると

 

 

内弟子はそんなことは無いと言う。

 

そしてお屋敷の窓越しから奥様の姿を見て言うのだった‥。

 

 

 

ほーれ奥様は今でも気持ちよさげに

揺られておりますだ‥と!?

 

 

あの揺り椅子は一体???

 

 

 異人ノ参 明智小五郎×絞男~D坂の殺人事件~ 

 

江戸川乱歩は9月初旬の蒸し暑い晩、

いきつけのカフェで

冷やしコーヒーを飲みながら

向かいにある古本屋をぼんやりと眺めていた。

 

 

すると30分程前から

立て続けに本屋泥棒を見かけているにも関わらず

本屋に騒ぎ出す気配が無い事に気が付いた!

 

 

「これで4人目」

 

江戸川の背後から明智小五郎という男が話しかけて来た。

 

 

2人は古本屋に行って確かめる事にした。

 

 

明智が奥の障子戸を開けると

 

そこには!!

 

首を絞められ

死んでいる女が横たわっていた!!

 

 

どうして古本屋の女房が殺されたのか知りたくて

江戸川は探偵の真似事を始めるのであった。

 

 

近所に住んでいる住人たちに聞き込みを始めた

 

すると、明智がそば屋の女房と話をしていた!?

 

 彼は一体何をしていたのだろう?

 

いつの間にか江戸川は明智の後をつけていた‥。

 

 

すると彼はとある建物の中へと入って行った‥

江戸川もその建物の中に入って行くと

 

!?

 

壁一面に不気味なお面が飾られていた。

 

 

階段を降りていた時

何処からか女の悲鳴が聞こえた!

 

 

下を覗くとそこには

 

仮面を被った男が

縄で縛られ

パンティー1枚だけにされた

裸の女の首を絞めていた!!!

 

 

そして女は息絶えた。

 

 

明智は江戸川がいる事に気付き

見物していないで降りて来いという。

 

 

明智は先ほど首を締め殺した女を

部屋にあるベッドへと寝かせた。

 

 

江戸川は、明智が古本屋の女房を絞め殺したのだと思った。

 

 

彼こそが絞殺魔だと

 

 

それを聞いた明智は大笑いし

自分が古本屋の女房を殺す理由が無く

 

 

殺人の動機

 

それこそが最も興味のある事なんだと答える。

 

 

その時、死んだはずの女が突然

せき込みながら起き上がった!?

 

そして明智に抱きつき

 

素敵でしたわ‥

頭の中が真っ白になって‥

 

そう言うのであった??

 

 

 

実は、この建物は性的倒錯者の集う

秘密クラブ

 

残虐色情者やといった人間の

病的な欲望を満たす為の社交場だった。

 

 

彼女はここの会員で被虐色情者で 

痛みや責め苦を快楽と感じる人間だった。

 

 

古本屋の女房を殺した者は 

古本屋の2件隣にあるそば屋の主人。

 

 

そば屋の女房にも体に似たような傷が多数ある事を

銭湯に通う女達は噂していた。

 

そば屋の主人は

残虐色情者だった!

 

しかし、彼の女房はその性癖を受け入れてはくれなかった。

 

そんな時、

 

古本屋の女房が被虐色情者だと知り

2人は誰にも見つからずに

姦通していたのだった。

 

 

そしてあの夜も首をしめるプレイをして楽しんでいたのだが??

 

 

やり過ぎて古本屋の女房は死んでしまったのだ。

 

 

その後、そば屋の主人は自首するのであった。

 

 

 

 異人ノ四 明智小五郎×壁男~魔術師~ 

ある日、玉村宝石王の実弟

福田得二郎という男が自宅で何者かに殺されていた。

 

しかもそれは予告殺人であった‥

 

犯人は叔父の元に一日ごとに1目下り(九八七六五‥と)で

数字の紙を送ってきた。

 

 

その為兄弟たちは数日前からこの屋敷で見張り番をしていたのだが‥!?

 

叔父は密室の中で

頭を切り取られ殺されてしまった!?

 

 

その行方不明の福田氏の頭部は

 

獄門船と書かれた小船に乗せられ

町の川から流れて来たのを発見されるのであった。

 

 

そんな時、この難解な事件の解明を依頼された明智小五郎が

見知らぬ女に煙を吸わされ行方不明になった。

 

 

気が付くと明智はある部屋に監禁されていた。

 

 

そこに明智に煙を吸わせた女がメイド服を着てやって来たのだが

こんな小娘が誘拐激を企てる筈が無いと明智は女に接近する‥。

 

 

すると何処からか男の声がした

その声は壁に掛かっていたピエロの仮面から聞こえて来た。

 

 

そしてその仮面が話し始めるのであった‥。

 

 

俺には先祖から伝わった第指名がある

 

 

俺が復讐を果たす1ヶ月の間

ここでじっとしていてくれ

 

 

じっと大人しくしてさえいてくれたら

充分に歓待するつもりだ

 

どうかねこの娘は?

 

生娘だよ

 

 

文代というそのメイド服をきた女は

自分から服を脱ぎ始め明智に

小さいが形の良い乳房を見せるのであった‥!?

 

 

君さえよければ

汚すもよし、犯すもよし‥と。

 

 

それに対して明智は

嫌だと答えた。

 

 

激怒した仮面男は明智を殺そうと

斧を持ち、ピエロの服装で部屋へとやって来た!?

 

 

明智は部屋を飛び出し外へ走って逃げようとした

 

すると

 

!!

 

ここは船の上だった!!!

 

 

しかし明智は大海原の中に飛び込んだ。

 

 

そしてその後、一体の溺死体が海岸に漂着するのであった‥。

 

 

新聞には明智小五郎溺死すと記載されたのだった‥!

 

 

 

そして数日後、今度は玉村邸に

殺人予告の謎の怪数字が現れた。

 

使用人を新しく雇い

警備の手を増やしたにも関わらず

殺人予告の数字は送りつけられた‥。

 

 

そして1になったある夜

 

 

妙子という美しい妹が何者かによって

胸をナイフで突き刺された。

 

しかし、傷が浅く大事には至らなかった‥。

 

 

未遂に終わったとは言え

第三の予告も誰一人知られることなく犯行せしめた犯人は

はたして次に狙うのは誰なのか‥。

 

 

 

ある日、屋敷の大きな時計塔の文字盤に

ひらひらと何か紙が張り付いていた。

 

 

それを目撃した兄の一郎は

 

時計塔の中へとピストルを持ち入って行った‥。

 

 

すると人影をみつけ発砲した

すると何者かに命中しドサッと倒れ込んだ。

 

 

それは新しく雇った音吉という醜い顔の年老いた男だった。

 

 

まさかこいつが犯人?

 

 

しかしこんな老人に魔術師の真似事は出来まいと

そんな事より今は文字盤に張り付いている紙だと

 

一郎は文字盤に空いている丸い穴から顔を出した。

 

 

するとあのフルートの音が下から聞こえた!?

 

 

魔術師の正体を見てやろうと一郎は首を出した。

 

 

すると大きな時計の長針が一郎に迫って来て

一郎の首は抜けなくなってしまった!!

 

 

文字盤の張り紙でおびき寄せ

フルートの笛の音で穴から覗かせ‥

これは魔術師に仕組まれた罠だったのだ!

 

 

そして一郎は張り紙に記されていた

 

午後一時二十八分という文字の時間に

息絶えるのであった‥!

 

※この話は2巻へ続きます

 

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